協会員プロフィール

松旭斎 小天華
芸名
松旭斎 小天華
芸名ふりがな
しょうきょくさい こてんか
逝去日
令和4年1月25日
芸種
奇術
階級
色物
出囃子
芸歴
寄席を中心に、日本だけでなく海外での公演も大好評を得ている。
昭和62年(1987年) ヨーロッパ公演
デュセルドルフ、スットクホルム、ウィーン、アルジェリア、パリ
平成2年(1990年) 落語芸術協会に所属(事務所ではありません。)
平成4年(1992年) ヨーロッパ公演
アムステルダム、ミラノ、アブダビ、ミュンヘン、パリ
平成6年(1994年) アメリカ公演
カラカス、シカゴ、バンクーバー、アトランタ
平成7年(1995年) オーストラリア公演
シドニー、メルボルン、ホンコン
平成8年(1996年) アメリカ公演
シカゴ、バンクーバー、サンバロウ、リオ、シスコ
平成9年(1997年) ブラジル&アメリカ公演
アスンシオン、ヴエノスアイレス、ヒューストン、サンデェコ
平成10年(1998年) ヨーロッパ公演
ミュンヘン、ハンブルク、アムステルダム、ブルッセル、フランクフルト

【備考】
「Magician 小天華のあゆみと栄誉」
奇術師である父母の教導のもとに「ファミリィマジック」として初舞台を踏む。母が引退。父娘コンビでコミック的要素を取り入れ、ちょうど普及し始めたテレビを中心に、寄席にも出演。日本各地公演で好評を博す。
父から独立。本業公演のほかに「学校寄席」にも積極的に参加する。
生涯忘れることが出来ない、昭和56年(1981年)12月。今上天皇・美智子皇后(当時の皇太子殿下・妃殿下)の御前、総理大臣以下閣僚の居並ぶ中、マジックを披露する栄に浴する。それ以来どんな所で公演しても物事に動じなくなった。これからはマジックだけでなく、お芝居にも挑戦しようと思っている。昭和61年より、カルチャーセンター、マジック教室の講師をつとめる。

小粋に決めた高座が光る当協会を代表する奇術師の一人でした。
広く仲間内にも慕われ、その長い芸歴をもとに芸人としての生き方を指導するご意見番的な存在でした。昨年は病気がちでなかなか高座の機会がありませんでしたが、SNSでも発信を続け、常に仲間に囲まれておりました。
数日前転倒し病院に運ばれた後、急に体調を崩し帰らぬ人となりました。

昨年6月、夫である江戸売り声漫談家 宮田章司を亡くしました。おしどり夫妻であったことから、今再び一緒になれていることと思います。

最後の寄席定席出演は、令和3年1月10日池袋演芸場の高座でした。
コメント
お江戸上野広小路亭カルチャー教室の講師を勤める。どこへでも伺いますヨ!
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