芸協トピックス

協会員サークル活動

  • 駄句だく会(12月)句会報

更新日2017年12月30日

月 日―― 平成29年12月25日(月)
出席者―― 桂 小南・桂 夏丸・桂 南なん・桂 文治・神田松鯉・斎須祥子
山遊亭金太郎・山遊亭くま八・三遊亭遊かり・三遊亭遊吉
春風亭傳枝・昔昔亭桃之助・服部健治・柳亭芝樂
不在投句――鏡味味千代  (五十音順)
句会場―― 上野広小路亭

比田 誠子 選
特 選
◎日時計の影受け止むる敷松葉 金太郎
◎寒の鯉墨絵のやうに泳ぎをり 文治
◎玉砂利を走る権禰宜年の暮  松鯉

佳 作
年の市隅に店張るかるめやき 松鯉
冬うらら番の鳩の歩み寄る 金太郎
年木伐る吾子の見立ての定まらず 味千代
風邪の身に団欒の声心地良く  味千代
歩き呑み落葉踏みしめ芸談義  健治
冬ざるる鴟尾のごとくに鴉かな  松鯉
ひたすらに只ひたすらに枯蓮  夏丸
日脚伸ぶ色んな言語の神籤あり くま八
着ぶくれの女がのぼる男坂 芝樂
初夢や誠子の写真枕辺に  小南
枯蓮に天上界の光かな  松鯉
飾り売るテントに積まるる松の束 祥子
ケーキ無しチキン無くてもクリスマス  遊かり
青空を優雅気ままにゆりかもめ 夏丸
石垣に寄進者の名や冬日射す 祥子
冬青空飛行機雲のうすれゆき くま八
街師走行き交ふ人の振り向かず 金太郎
飾り売りそのまた向うに飾り売り 桃之助
手袋をはめ寂しさを紛らはす 味千代
枯葉散る湯島天神絵馬に誤字 遊吉
寒梅や鏡花の筆塚見下ろして  桃之助
堅蕾じつと構へて春を待つ  傳枝
牛撫でてはしやぐマントの文治かな  傳枝
浅草寺木魚を叩く聖夜かな  南なん
飾り売り駅前コンビニ店頭に  桃之助
極月のベンチに語る二人かな  金太郎

枯蓮の水の中まで枯れ尽くす 誠子

*駄句だく会のメンバーは吟行が大好きです。
今年は吟行が少なかったという事で、暮も押し詰まった25日、広小路亭前に13名が集合、現地待ち合わせ2名を入れて総勢15名の賑やかな納め吟行となりました。湯島天神では、合格祈願の人波の中で年越の祓、初詣の準備が着々と進められていました。そこから不忍池へ回り、短い時間でしたが、自分の目で捉え感じた景をまとめた名句(?)5句を出句、いつもながらの笑いに満ちた句会で今年を無事締めることができました。 来年も良い年でありますように。 (誠子 記)

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